実力上位の佐山寛明が中心

　実績と安定感から佐山寛明がシリーズリーダー。自力型にマークする競走が増えてきたが自力で戦う時はダッシュとスピードを生かした走りで、出切れば長い距離も踏めるパワーも魅力。１２３期の若手機動型が果敢に挑めば柔軟に対応する。近畿地区では吉田篤史、谷口友真が参加しており、どんな形で連係するのかは微妙だがライン的に厚い。
　４月京王閣優勝した中村隆生もＶ候補の一角。長い距離踏める機動力が武器。かかり切った時は高い確率で連に絡む。力ある機動型が揃い激戦が予想されるが仕掛けるポイントで叩き切ればチャンス。連係実績が豊富な古川尚耶と連係は心強い。古川尚耶が渾身のガードで栃木両者でＶ争い。
４月福井決勝は単騎となるもバック豪快に捲りＶの山田駿斗も動きいい。決まり手は先行が多く、バック線を取った時の連対立は高い。水書義弘、岡本英之、須藤悟ら同県の先輩がサポート。
　立花昌也は４月伊東から三場所連続優参し状態は上向いている。先行が主体なだけに叩き合わずペースを掴めば捲らせない機動力はある。